ワードプレスプラグイン「All in One SEO」のSEOチェックリスト"important issues"(重要問題)に「重複するオープングラフメタタグが見つかりました。」が表示された時の解決方法です。
実際このサイトでも"important issues"で警告されていた事象です。
![重複するオープングラフメタタグが見つかりました。](https://carefree-find.com/wp-content/uploads/2023/05/e65b216adb83f114e92d645b309d3283.webp)
分析結果が気になるという方は意外と簡単に修正できるかもしれませんので是非参考にしてみて下さい!
SEOチェックリストとは?
All in One SEOの機能の1つで導入・有効化することでサイトを色んな角度から分析し、結果をimportant issues(重要問題)・推奨される改善(問題)・良い結果の3つに分けて表示してくれます。サイト全体のスコアが"100"に近くなるほどSEOの評価も上がる、というわけですね。
![サイト全体のスコア](https://carefree-find.com/wp-content/uploads/2023/05/05c2fc80d11843d2351dbd69f36006d0.webp)
重複するオープングラフメタタグとは?
それでは本題に入ります。分析結果に表示された"重複するオープングラフメタタグ(Open Graph Meta Tag)"とは何か?
重複してはいけないメタタグが存在していることは何となく解ります。HTMLに疎い私に出来る事と言えばキーワードとなる"オープングラフ"をGooglechromeで調べることくらい。検索したところ、まぁいろいろ出てくるでは有りませんか!「ソーシャルメディアが~」とか「Webページに表示するための~」、「OGPを設定~」だの。
「OGP」?
AFFINGER(アフィンガー)にもOGPなる設定があったことを思い出します。
すぐに確信しました。この警告はAFFINGER(アフィンガー)で設定したOGPとAll in One SEOで設定されたOGPが重複していることを意味しているのだと。
![](https://carefree-find.com/wp-content/uploads/2023/05/image.png)
OGP(Open Graph Protocol)
TwitterやFacebookなどのSNSでWebページにリンクした時、コンピューターが自動でWebページの情報を表示してくれる仕組みで、THMLの<header></header>内にMeta要素を追加し、ページのURL,タイトル,画像,説明文など任意のデータを記述できます。記述方法は「og:」から始まる値を記述します。
og:type・・・・・掲載内容の種類
og:title・・・・・ページタイトル
og:url・・・・・・ページURL
og:description・・説明文
og:site_name・・・サイトの名前
私の場合、自分でテーマファイルに書き込んだわけでもなく身に覚えのないこの事象はAFFINGER(アフィンガー)に元々備わっていたOGPの設定とプラグイン「All in One SEO」で設定(デフォルト?)されたOGPが互いに干渉しあっていたことによるものでした。
原因が分かればあとは簡単です。「All in One SEO」で設定されたOGPの設定を無効化するだけです。
重複したメタタグを修正するには?
All in One SEOに備わっている"ソーシャルネットワーク"のOGP設定は任意で有効化/無効化することが出来ます。ダッシュボードから「All in One SEO」の"ソーシャルネットワーク"まで移動します。
ソーシャルネットワークFacebook
まずはFacebookのオープングラフマークアップを無効化します。
![オープングラフマークアップの設定画面](https://carefree-find.com/wp-content/uploads/2023/05/8099c6386a1cddc50b9cf62b2cfb0de0-1.webp)
ソーシャルネットワークTwitter
続いてTwitterのTwitterカードも無効化します。今回のOGP設定で重複しているSNS設定はFace bookの"オープングラフ"でしたがAFFINGERにはTwitterカードの設定もありますのでこちらも無効化しています。
![Twitterカードの設定画面](https://carefree-find.com/wp-content/uploads/2023/05/0c7d04db6be45baec5996fcb7e398395.webp)
最後に変更を保存ボタンを押して完了です。
![結果を更新ボタン](https://carefree-find.com/wp-content/uploads/2023/05/80abd599f4e2d2fee7415eb6c596fd86-1.webp)
ダッシュボードの「All in One SEO」にあるSEO分析に戻って、結果を更新ボタンを押してみましょう!
\before/
![サイト全体のスコア1](https://carefree-find.com/wp-content/uploads/2023/05/75e6e9580dce204286a47eb1f69e9c2f.webp)
\after/
![サイト全体のスコア2](https://carefree-find.com/wp-content/uploads/2023/05/6c488219d200a18852bd437d6fed44b8.webp)
サイト全体のスコアが"75"から"81"まで上がり、「Important Issues」の数字が1つ減った分「良い結果」が1つ増えました!
「重複するオープングラフメタタグが見つかりました。」の項目を見てみると、エラーが解除され「必要なオープングラフメタタグがすべて見つかりました。」になっています。
![エラー解除されたOGP設定](https://carefree-find.com/wp-content/uploads/2023/05/c247ac66a073be52570d62b857701b7f.webp)
まとめ
AFFINGER(アフィンガー)のみに限らず、優秀なWordPressテーマにはもともとOGPの設定が備わっているものがあるようです。
今回は「OGP」が主題でしたがOGPに限ったことではありません。テーマとプラグインの相性によっては様々なコードやタグが干渉し合い、SEOに影響をもたらす場合がることを意識しておきましょう。
以上で、「重複するオープングラフメタタグが見つかりました。」の解決方法を終わります。お疲れ様でした!